【新型コロナウイルス】毎日追加されるオーストラリアでの規制
こんにちは。norariです。
毎日、世界中でコロナウイルスの話題で持ちきり...
遂に関東でも、外出自粛要請が出されましたね。
私が日本で在籍していた大学も
三代首都圏(首都圏、近畿圏、中部圏)および北海道への
出張が原則禁止となってしまいました。
知り合いは就活ができずに、苦しんでいます。
日本も毎日感染者が増えているのをみて、とても心配です。
今日は
オーストラリアでのコロナウイルス対策のための規制
についてお話しします。
オーストラリアでは、毎日のように
規制が追加されています。
まず一番最初の措置が取られたのが
3月16日でした。
それまでは毎日メールが届くものの、
内容としては「風邪予防と同じ方法で家庭での対策をしてください」
というものでした。
しかし3月16日から
●500人以上が集まる必要不可欠ではない集会の開催中止
が決定されました。
そして3月18日には、首相が記者会見し、
「世界の新型コロナウイルス問題は100年に1度の問題であり、
今後6ヶ月以上継続する前提で、幅広く実施可能かつ持続可能な
措置をとる必要がある」ことを述べました。
そしてこの日に、
●100人以上の集会の禁止措置が新たに導入され、
●豪州人向けに発出している渡航情報を
全世界に対してレベル4(Do not travel)に引き上げ、
海外渡航しないように勧告を行いました。
このレベル4への引き上げは、オーストラリアにとって
史上初のことです。
次の日の3月19日には
●3月20日から、豪州人および居住者でないすべての者に対して
国境を閉鎖する
との発表がありました。
そしてまた翌日の3月20日には
●屋内での必要不可欠ではない100人以下の集会に関し、
1人あたり4平方メートルスペースを取ることを義務付ける
と記者会見で発表がありました。
3月22日には
●必要不可欠ではない国内旅行を直ちに避けること
との発表がありました。
そして同じく3月22日、
メールの件名の文頭に【緊急】という文言が入ったものが
届きました。
●3月23日の正午からレストランやカフェなどの飲食店が閉鎖される
(パブ、クラブ、宿泊施設を除くホテル、ジム、屋内スポーツ施設、映画館、
娯楽施設、カジノ、ナイトクラブ、宗教的な集会および礼拝所および葬儀場含む)
●州外から到着する人々には14日間の検疫が課される
との発表がありました。
22日の夜に記者会見が行われ、
23日の正午から施設が閉鎖ということで
発表から24時間経たずしてのことだったので、かなり緊急の決定でした。
そして24日には、
●25日から、遊園地、博物館、美術館、図書館等が閉鎖
が発表されました。
体感では、この決定の後から、街の人がかなり減った印象です。
そして25日には
日本国領事館からメールが届き、
「職のない厳しい生活が6ヶ月以上続くかもしれません。
帰国の手段も減ってきています。お金は?ビザは?医療保険は?
あなたは大丈夫ですか。直ちに日本への帰国も視野に入れて行動してください。」
という内容でした。
このメールを受けてから、周りの日本人が
帰国を決めはじめました。
ただ、ここ数日間、東京では
1日40人以上の感染者の増加が発表されていて、
今から日本に帰る人たちはとても不安そうです。
現在、オーストラリアでは、現地の人も含め、ワーキングホリデービザの
多くの人が職を失っていて、確かにこのままでは
生活ができなくなってしまいます。
大学や語学学校もオンライン授業に切り替えとなって、
いつ授業を再開できるのかわからない状況です。
しかし、今オーストラリアを出ると
いつ入国できるかもわからないため、留学生の多くは
帰国を悩んでいます。
世界中の留学生が、奨学金の停止であったり、
授業のオンライン化によって、厳しい状況に立たされています。
また、帰国したくても、航空券が高くて、帰れない人も少なからずいます。
東京オリンピックの延期も決定し、
就職の内定取消しのニュースもきき、これからの経済がとても心配です。
これ以上、感染者が増えないことを祈ります。
norari