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オーストラリアでの留学と生活について

オーストラリアで仕事探し③〜コロナウイルスの影響〜

こんにちは🙂norariです🌿

 

これまで、仕事探しについて

友人の話をしてきましたが、今回は

私の体験談をお話ししたいと思います。

 

これまでお話ししてきた友人は

ワーキングホリデービザを取得して、こちらに住んでいました。

 

私はワーキングホリデービザではなく、

学生ビザを取得して、オーストラリアに住んでいます。

 

ワーキングホリデービザの場合、就労時間や、金額に

制限はないのですが、学生ビザの場合、

週20時間までという制限があります。

 

また、ワーキングホリデービザの場合、同じ雇用主のもとで

最長6ヶ月までしか働くことができませんが、

学生ビザではそのような制限はありません。

 

経営をしている友人によると

雇い主からすると、学生ビザの人は

①ワーホリの人よりも長く働いてくれるかも

②でも週に20時間しか働けない

と捉えられるので、シフトにたくさん入って欲しいような、

忙しいお店で働くことは難しいようです。

 

友人の中には、自分の出身国と同じ料理を提供するレストランで

(日本人だったら、ジャパニーズレストラン、韓国人だったらコリアンレストラン)

働いて、同僚との会話が母国語のみで、

英語が上達しないと悲しんでいる人が何人もいました。

 

その話を聞いて、私はローカルのレストランで働きたいと思い、

オーストラリアの求人サイトで、仕事を探していました。

 

私がオーストラリアについた頃は、まだコロナウイルスの影響は

あまりなかったのですが、着いてから約2週間後から状況が変わり始めました。

オーストラリア国内でも、海外から帰国した人が

コロナウイルスを発症し、少しずつ患者数が増えてきたのです。

 

その時はまだ、飲食店がテイクアウト以外全て閉鎖になるなんて

思っていなかったので、地道にアプライしていました。

 

オーストラリアでは、直接お店に行って

自分の履歴書を渡すのが普通なのですが、コロナの影響もあって

外になかなか出ることができず、ネットでアプライしていました。

 

何件かインタビューの機会を得て、頑張ろうと意気込んでいたら

シドニーにクルーズ船が入港し、そこからオーストラリアの

東側の都市で、爆発的に患者数が増え始めました。

乗船していた人たちを検査をせずに、降ろしたことが原因とのこと。

 

クルーズ船の入港から24時間経たないうちに

テイクアウト以外の飲食店を全て閉鎖することが決定しました。

そこで、インタビューの機会も無くなってしまい、振り出しに戻りました。

 

飲食店の閉鎖が続く中、今ある仕事はどういうものか気になり、

調べてみるとトラックのドライバーや

ウーバーイーツの配達員などでした。

自転車も持っておらず、トラックの免許も持っていないので

挑戦することはやめました。

 

自粛中、1週間に1度は買い物に行っていたのですが、

街はウーバーイーツの配達員で溢れていて、皆が携帯を見て

注文を待っている状況でした。

この状況の中、配達することはできるのか不安で

ウーバーイーツは始めませんでした。

 

しかし、約2ヶ月の閉鎖が続き、制限付きではありますが、

今月18日から、お店を開店してもいいことに。

 

ただ制限によって、ほとんどのお店が実質、テイクアウトのみの

ような形をとっており、スタッフがそこまで必要ではないというのが

現状です。

 

ホールの人が必要ないので、キッチンとレジだけで回すことができます。

そのため、求人もまだまだ少ないですし、

今回の閉鎖でお店の数もかなり減ってしまいました。

 

制限が緩和されてから、いくつかのお店に

アプライしてみたのですが、いずれも電話がかかってきて

「今はオーストラリアの永住権を持ってる人を優先して助けたいんだ。

履歴書ありがとう!インタビューの機会をあげれなくてごめんね。」

という話をしてくれました。

 

オーストラリア国内の失業者は100万人とも言われている今、

確かにしょうがないのかなと思っています。

 

ルームメイトに話すと、

「コロナが関係ない時期でも、10回連続ダメだったよ!

気にせず、トライし続けることが大事だよ!」

と励ましてくれました。

 

まだ始まったばかりの規制緩和ですが、これから少しずつよくなると信じて

挑戦することはやめずに、毎日過ごしたいと思います。

 

ワーホリや留学で、海外にいる人たちにとって

とても辛い状況ですね、、、

この状況でも、自分にできることは全てして、後悔しないようにしたいです。

 

norari